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糖尿闘病記♪入院番外編・あと何年生きられますか?・

チョコがまだ入院していた頃の話しです。

「自分の猫が糖尿病」という事実があまりにショッキングで、お先真っ暗ムードだったなーネコ・・・
チョコの面会に行くと、病院内に居る先生をとっ捕まえては質問していたことがあります。それは・・・

糖尿病にかかったネコは何年くらい生きられるんですか??

ということ
先生から返ってくるのは決まって「それはわかりません」という答え
しかも、そういう答えが返ってくることを承知で質問していました・・・愚かな飼い主です・・・どうしても聞かずにはいられませんでした。
大体、自分が在職中は「いつ治るの?」「あとどのくらい生きるの?」という質問に散々「わかりません・飼い主さんとこの子の頑張りによりますね・寿命についてはハッキリ申し上げられません」などと答えてきたのに。自分の子となると全然ダメでした。
聞いたって仕方ない事なのに、「最高何年生きた前例があるのか知りたい」などと思ってしまいました。a0094978_22192287.jpg
今でこそ「糖尿病は上手くコントロールして付き合っていける病気」としっかり認識していますが、糖尿発覚直後の私は病気に対する知識がほとんど無くうろたえるばかり。

・・・なぜ?なぜ動物病院に勤めていながら糖尿の知識が無かったの・・?
それはですね、完全なる勉強不足であります
苦しい言い訳をひとつしますと・・
なーネコは今まで3件の病院に勤めました。(ちょこっとバイトしたペットショップや実習に行った病院を含めるともう少し増えます)そのうち2件の病院では、トリマーの仕事も兼ねていて、一日の大半をトリミングルームにこもった状態で過ごすことが多く、貴重な症例、手術を見逃したり、糖尿や腎不全など長期に渡って治療してる子は担当の先生、顔なじみの看護士が対応することが多かった・・・だから、あまり詳しく経過を診た患蓄がいないのです。
残る1件の病院は、開業間もない病院でした。そこでもトリマー兼看護士でしたが、トリミングに一日掛かりではなく別室にこもることも無かったんですが、そもそも新しい病院にはあまり老齢の動物は集まらないものなんですね。特に継続治療をしていると、余程のことが無ければ出来たばかりの新しい病院にはなかなか転院しませんから。
そんな訳で必要に迫られなかったんですねぇ~

それともうひとつ・・・これが、私が糖尿病を恐れた最大の理由なんですが・・・
  *非常に重篤(昏睡など)な状態になってから糖尿が発見され、予後不良
     (予後不良=回復せず死亡)
  *軽度の糖尿が発見されるも治療を継続せずにまったく病院に来なくなる
     (後々行方がわかってももう手遅れ状態に・・・)


このように糖尿というとなぜか両極端な症例ばかり診ていた為に、なんて怖い病気だろう・・とオノノイテいたわけです。

チョコの糖尿がわかってからは、色々と調べました。専門学校時代の教科書や資料を出してみたり、知り合いの獣医に相談したり・・・ で、この頃の私は、インターネットという文明のリキを有効に活用することがとても苦手なアナログ野朗でありまして・・まぁ今でもあんまり得意じゃないんだけどぉ・・

とまぁ それは置いといて

私がなぜ
糖尿は飼い主と病院との連携プレーによって、日々の血糖値を操り、襲いかかる様々な合併症をかわして、少しでもネコに快適な日々を送っていただく・・そう!糖尿と仲良く暮らしていこう!
と前向きに考えられるようになったか!?それは院長先生の【正直なお話し】にありました。
一体チョコはあと何年の命なんだ・・と暗~く聞いた私に、超~気楽に
  「う~んとね、まずは一年目標に頑張ってみようか」

  はい・・まずは一年ね・・・っていちねんってど~ゆ~ことっすかぁ!!
    いちねん いないに しぬかも しれないんですかぁぁぁ

院長は続けます
糖尿で死ぬことはあんまり無いよ 高血糖ではまず死なない、低血糖は死ぬけどこんだけ普段の血糖が高けりゃあ平気じゃないかと思うけどねぇ~ 怖いのは感染症だね 膀胱炎に注意して・・ま、今までと一緒だよ 大抵何年か経つと腎不全を起こすけど、それは糖尿じゃなくてもネコはみんなそうだからさ!

とまぁなんとも豪快にお話ししてくださいました

うちのネコはさぁ~エイズなんだよ、もう何年もね この病院に来てる犬猫は重い病気抱えて頑張ってる子が多いよ!ウチの病院は重症な子の転院みたいな、二次診療が多いから死亡率高いんだよね でもね、死んだ子の数じゃなくてそれに至るまでの経過が大事だから

自分のネコの寿命にビクビクしていた飼い主に、きっぱりと「死亡率が高い病院」と言い放った院長・・・
この言葉、人それぞれ受け取り方があると思いますが、私は高死亡率の理由も理解したし、とても潔いというか、なんだか頼もしい言葉に感じました。
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そして
うちね、糖尿の子たくさんいるけど、何でか知らないけどみんな結構長生きだよ。
他院の先生と話してても、ダントツ長生きだよ。何でだろうねぇ~
ひとつ言えることはね、長生きしてる糖尿ネコの飼い主は、みんな結構いい加減なんだよね~ あんまりキッチリ神経質にやる飼い主より、こっちがたまにビックリするぐらい、いい加減な飼い主のネコが、大らかってゆ~のか長生きなんだよぉ 気楽にやってみなさいよ


この院長の言葉を信じて、なーネコいい加減な飼い主街道♪バク進中!!
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by nahneko | 2007-04-10 23:42 | 闘病記
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