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闘病記☆脊椎症編・Ⅴ

メタカム使用を巡って夫婦会議を開き、しばし続行が決まったチョコ

お座り姿を見せてくれて喜んだのも束の間、ドタバタ這いずり動きはまったく変わらず、必要最低限の移動以外はジィッと寝たまま。
トイレに行くそぶりを見せたら即抱いて連れて行く・・・そんな生活が始まってすぐのこと

  悪夢の膀胱炎ラッシュが始まった・・・

トイレに行くそぶりを見せた時点ではもう、遅かったんです…
腰の痛みで動きを抑えていたチョコはギリギリまでオシッコを我慢していました。
トイレの回数が歩けた頃の約半分にまで減ったことに、なんでもっと早く気付いてあげなかったのだろう

私達は決めました。3~4時間に1回、チョコをトイレに連れて行こうと。
夜中も自分達が起きたときはトイレに入れたし、夫は目覚ましをかけて夜中に起きてトイレに入れたり様子を見てくれました。
トイレを済ませた後は、水も飲ませます。

この頃の観察記録ノートを見てみると、週に2~3日は頻尿&血尿です…
1~2時間頻尿の時間があり、少し落ち着いてまとまったオシッコがあり、その後オシッコの度に半日~一日かけて血餅を産み出します。
この頃は食欲も無くて食事の度にヤキモキ。
とにかく食べてくれればと缶詰やササミを多くあげてみますが、どうにもチョコの好みを掴んであげられなかったみたいで、ササミをあげたらその時はドライが食べたかった、とか… すれ違い多し。
水をたくさん飲んで欲しいけどあまり飲んでくれないし、体重は減る一方。

トイレに入れても、前も後も踏ん張りが利かずベチャッと潰れて伏せの状態になってしまいます。もう、自分の体を支える力が無いのです。
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トイレに入るチョコ これはオシッコし始め だんだん、もっと伏せの状態に沈んでいってしまいます。前肢の着く位置が元気な頃とは違ってます。オス猫の飼い主さんなら手を着く位置の違和感がわかってもらえるかも

膀胱炎になってしまってトイレの往復で疲れてしまうと、もうトイレに入る気力が無くなってしまったり、腰の痛みでどうにもならないのでしょう…
トイレから出して寝かせたら、横たわったまま血尿をお漏らししたり、床に血餅を踏ん張り出したり、ときにはウンチをしてしまったことも…

でも、お漏らししたチョコを責められるはずもなく チョコだって動けない体に苛立ち、どうしようもない屈辱の思いで漏らしたことでしょう…

お尻を拭きながら「チョコちゃんオシッコ出せてよかったね、偉いね」と声をかけます。
なんとも哀しげな申し訳なさそうな表情を見せるチョコ。

胸が潰れそうなぐらい哀しかった・・・
  この子はこのまま、寝たきりになってしまうの?
ただ毎日処方食を食べてインシュリンを打たれて、自分の好きな景色も見られずトイレも自由に入れず、私達に抱いて連れられるままに寝場所を移動して・・・
これから何年、そんな人生を過ごすんだろう、安静にする以外何も出来ないの?
痛いのなら動かしたくはない、でも痛みが治まったときは?外科手術をすればいい?

そんなことを考える間もチョコの膀胱炎はなかなかキレイには治まってくれず、あるとき「血がそのまんま出たか?!」と思うようなオシッコを出し、グッタリ・・・
食欲無しはもちろん水も飲まなくなりました。嘔吐も何度かあり、もちろん病院行き。

結果、5日分づつ処方されてたメタカムの3回目を貰ったばかりでしたがそれは一旦中止。
抗生剤と止血剤の注射、皮下補液に4日間通院しました。
トイレのすぐ側にチョコお気に入りの座椅子やタオルでベッドを作り、見張り番のようにその部屋で過ごすことが多くなった私と夫。
食餌のあとは少しまとめて眠るので、ちょっと安心できる時間です。

カリンは動けないチョコ兄ちゃんに、違和感を覚えたのか・・・?それとも「強いお兄ちゃん」が弱っているのを見ていられなかったのか・・・あまりチョコに近づきません。
そんな様子がますます哀しい。

膀胱炎ラッシュは10月末から11月中旬まで続きました。
治まってはまた頻尿、治まったと思いきやアラ、まだ血尿だった・・・ってな感じ。
病院にかかったのは1度だけ。症状がひどかったので通院したけど、余程じゃなければ寒くなってきたこの時期に、あまり外へ連れ出したくなかった。先生達も
 「家で1日で経過するようなら連れてくる方が負担になるから」
と言ってくれました。
膀胱炎を頻発してる、という話をしても「チョコちゃんにあまりたくさん薬を使いたくないから」と常備する抗生剤などは出されませんでした。そういう方針は、私にはとても良かった部分です。

膀胱炎が治まったらまた、メタカムを少し飲ませたいな・・・
私達が抱いてトイレに入れ体を支えてやっている、とはいっても痛くて力が入らない足腰で無理をしていることには違いないので、負担は大きいはず。
だから足腰の治療を早くしてあげたい。じゃないと本当に寝たきりになってしまう。
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     2歳の頃のチョコ こんな立ち姿、もう見られないのかな・・・


で、食欲ですが、オシッコの調子が良ければ多少は食べるもののイマイチで。水の飲みは良いけれど・・・食べないわ筋肉落ちるわで、ドンドンますます痩せてきちゃいました。インシュリン量を増やしても低血糖など悪い影響は無かったけど、良い影響も無いように思えます。

11月中旬・こまめにトイレに入れたのが良かったのか膀胱炎ラッシュがひとまず終焉。
が、ホッとするのはまだ早かった・・・
 
  下痢の止まらない日々・リターンズ

あぁ・・・ 以前の記事にも書きましたが、下痢が治らずに悩む日々がまたやって来ました。今回はすぐに整腸剤カプセルや市販のビオフェルミン錠を投与しました。
が、全身状態があまり良くないせいか、なかなか整腸剤に反応せず。
更に マメにトイレに入れてはいるものの、下痢ってヤツは突然襲ってきたりしますよね!?チョコも突然お腹に戦争がやって来たときは必死になってました。

バタバタと這いずり出て辺りを見渡し、大声で鳴いてヒトを呼びます。私達はすぐ駆け付けてトイレへダッシュ!!でも間に合わず・・・廊下にウンチの道標が出来たこと数回。

私がバイトに出かけ不在、夫も仕事中でチョコの「下痢合図」に気付かず、やむなくチョコ、自力でトイレに入る⇒下痢が足にかかる⇒トイレ内でターンが出来ない為、後ずさり状態でトイレから出る⇒ウンチを踏む⇒ウンチだらけの足で寝床を目指して部屋を這いずり回る・・・

これ、一体何回やっただろう・・・ 何度床を消毒したか・・・ 何度カーペットを洗ったか・・・  何度チョコを風呂場に連行したか・・・
大変でした!!何よりイヤだったのは寒い季節に体調の悪いチョコを洗わなければならなかったこと。もちろん毎回全身を洗ったわけじゃないけど、お風呂あんまり好きじゃないしドライヤーは大嫌いですごく興奮して怒るから使えず。仕方なく暖房ガンガン効かせた部屋で自然乾燥。

こんな生活、チョコが楽しいわけ無い。私も夫も、もちろんカリンも楽しくない。
チョコの脊椎症、なんとかなりませんか?何か治療したい!してください!そういう相談をちょっと強気な感じでしてみよう、そう決心した11月でした。

                ~ つづく ~
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by nahneko | 2007-05-13 00:01 | 闘病記
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