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膀胱エコー検査してきました

先日は1年ぶりの血液検査の報告をしましたが
昨日は、ここ最近膀胱炎を繰り返しているチョコちゃんの、膀胱内の様子を知るために
膀胱内を超音波で診る検査を受けてきました

超音波(エコー)の検査は寝かせた状態でお腹にアルコールや専用ジェルを塗り
プローブという器具を当てるだけです
なので痛みや不快感などは無い、動物(人も)にとって負担の少ない検査です

ですが・・・検査する部位によっては絶食が必要だったりとか特殊な場合があるのですが
膀胱内を診るっていうのもちょっと特殊でして
まず、オシッコが空っぽの状態というのは望ましくないんです
だからチョコちゃんの膀胱にオシッコがある程度溜まっている状態で病院に連れて行きました

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なぜ膀胱にオシッコが溜まってる状態で検査するのか?
膀胱が空でペッタンコだと、エコーで探しにくいんです そして、膀胱が膨らんでる状態だと
膀胱内に不純物があるかどうかがよくわかります
何か異物、腫瘍が出来てないかどうか?も膨らんでる状態の方がよくわかります

昨日は雨、病院が空いていたので良かった・・・検査する部屋はICUが置かれていて、
そこに犬さんなど入院してるとチョコは大興奮してしまうんだけど、たまたまICUは空室
これもラッキーでした


体重は5.6キロ 順調です キャリーから出てすぐに戦闘準備態勢に入ったチョッちゃん
エリザベスカラーの装着でスイッチオン!
    シャァァァーーーー!!!ンフゥーーー!!
新人獣医さんにパンチを繰り出します 爪を切ってから連れてきて良かった・・・

処置台に乗せられ、まずは前回同様に尿カテーテルを入れます
これ、想像しただけでものすっごくイヤな処置 できればさせたくありません
でも・・・もしも、膀胱に何か重大な問題があっての膀胱炎だったら?と考えるとこの際ですから
チョコに頑張ってもらって一緒に安心するしかありません

カテーテルを入れて、まずは検査用に少量のオシッコを採ります
そしてお腹をアルコール湿らせてプローブを当てます 膀胱が画面に映ったところで
今度は、カテーテルに液体の入ったシリンジを繋いで、その液体をゆっくり膀胱に入れていきます

   オシッコが逆流してくる気持ち悪さ・・・あぁ・・・考えただけで吐きそう
   チョコはこういう処置を何度も経験してます もう、やらないで済むようにしてあげたい(泣)
 

液体が膀胱内に入ってくると、画面に映ってる膀胱の映像に変化が表れます
膀胱がゆっくり、プクッと少し大きくなります
そして・・・膀胱内にチラチラと白い小さな粒が舞っているのが見えます 異物です

エコー画像では、液体が溜まってるところというのは黒く見えます
そこに白い小さなツブツブが、まるで砂埃が舞うようにブワワーッと・・・いくつも散らかる・・・
これが膀胱内の細胞がはがれてしまった「カス」であったり、前回出血したときの「血餅」であったり
はたまた「尿結石の結晶」であったりするのです
結晶が舞うと、画像に「シャドー」がひかれます カッコよく言えば流れ星とか彗星みたいに
シャッとシッポが見えるっていうのかしら(結石などにカッコイイ言い方も何もないけどもっ)
チョコの膀胱内に、そのようなシャドーをひくものは診られなかったので、まぁまず結晶は無い
あったとしてもほんの少量で、この舞っているものは簡単に言えば「膀胱内のゴミ」であると

チョッちゃんの膀胱、ゴミだらけ・・・

これはジャンジャンたくさんオシッコして流すしかないんだけども、膀胱炎が慢性化しているから
こういう風に膀胱壁が炎症して剥がれ落ちたカスみたいなものが完全に無くなるというのは
難しいものです


       膀胱のエコー画像です エコー写真を更に写真に撮ったものなのでわかりにくいですが・・・
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              この、赤い線で囲っている部分、これが「膀胱壁」です
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   膀胱壁というのは通常、こんなに分厚いものではありません
   膀胱の壁はとても薄くて繊細なものなんです
   そして、赤い線で囲ってる部分の上に黒い空間がありますが、これが「膀胱内」です
   黒い空間には本来、他に何も映らないものですがこの画像では、黒い空間に白い点々があります 
   おわかりいただけるでしょうか・・・これが膀胱内を漂うゴミです
     

最初に採取したオシッコを検査したところ、尿内にも細菌やら好中球、細胞のカスがウジャウジャ
これらには抗生物質で対処するのが一般的ですが、チョコの場合は・・・
炎症を繰り返しているので膀胱壁も厚く、もろくなっていてオシッコも細菌だらけ
なので抗生物質で完全にキレイにしよう!と思ったらもう、一生抗生物質を使い続けなければなりません
そして、糖尿病を抱えてる体ですから、今後の何かのときのためにも強力で効きがよい薬は
「とっておき」にしておきたい、というのは以前入院したときからのチョコに対する投薬方針です

なのでこの日は、カテーテルなど使っているのでこれ以上の炎症予防に、皮下点滴と抗生剤の注射の治療を受け
5日分の抗生剤をもらって来ましたがそれ以上の投薬はしない、というお話でした
今、抗生剤を使い続けて膀胱内をきれいにすることも大切だけど、
抗生剤に耐性ができることの方が怖いし、炎症がひどくてオシッコが出なくなっちゃうという
事態にはなっていないので、短期で細菌をちょこっと押さえつけておいて
今後の膀胱炎の回数が減ったらいいですね~という、まぁ今まで通りの「大ざっぱ療法」とでもいいますか
そういう結果になりました

何はともあれ、あまりに頻尿を起こす回数が多かったので
      「膀胱にまさか!?腫瘍とか出来ていたらどーしよー!!!」
という心の片隅にあった心配も、キレイになくなったので安心しました

これで当分は、よほどのことが起きなければチョコちゃんを病院に連れて行かなくても大丈夫です

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           今日は軽いパンチで勘弁してやったよ!ふんっ!
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by nahneko | 2008-10-27 15:15 | 膀胱炎
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