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東京&鹿児島・チョコカリンのお留守番とお注射事情

大晦日から1/2まで、チョコカリンと共に東京の私の実家で過ごし
横浜に帰宅
数日後にまた東京に移動・・・チョコとカリンを実家に預け
私と夫は鹿児島に行ってきました
お留守番の様子と鹿児島の様子をちょこっとご紹介します

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横浜~東京を数日の間に2往復したチョコとカリン
いずれも道路が空いていたので車で過ごしたのは片道40分くらいですが
チョコはいつものことだけど車中鳴きっぱなし あぁ・・・血糖値が上がってしまう・・・
でも車移動も少し慣れたのか、昔は興奮しすぎて開口呼吸してたこともありましたが
最近はそれはなくなりました 高速道路のトンネルが特に嫌いみたいです
キャリーバックから出さない方が鳴き声が少なかったので、今後はもう出さない方がいいかも
カリンはキャリーを開けても出てこないで、ジィッとして耐えてます 健気だわ・・・

実家ではやはり落ち着かないのか、寒いのに廊下を行ったり来たり
暖かい部屋に入れてもすぐに出て行ってしまったり
ご飯も思うように食べなかったりしました
カリンは多少食べる量が減ってもいいんですが(むしろこの機会に減らしたい・・・)
チョコがいつもの時間にまとまったご飯を食べないとインシュリンが打てないので困ります
そこはもう、体調も悪いわけじゃないし注射は後でいいや~とか今夜は打たなくていいや~とか
普段の大ざっぱに拍車をかけて超おおざっぱにしていました(真似しないでください)
いやいや、決まった薬をちゃんと入れないのはよくないのですよ
でも、食べないわ興奮して注射拒否するわ・・・んで元気一杯だったから
無理やり押さえつけて注射するのと1回スルーするの、どっちがいいのか
人とチョコの安全性考慮の上、実家に居た期間中2回くらいインシュリンを打たずに
すごした夜がありました
ご飯を食べない、というのもいつもの時間にまとまったものを食べてくれないというだけで
ちょいちょいつまみ食いしたり夜中に食べてたりしてたので食欲不振なでは無かったです
なので朝のインシュリンは必ず打っていました
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            正月から迷惑顔のメルちゃん 今年の夏に14歳になります
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          チョコVSメル チョコが乗ってるのはメルちゃんのテリトリーである母のベッド
          この後、メルちゃんがベッドに飛び乗り威嚇、激しくもみ合いました
          もみ合う事に慣れてないチョコは引き気味 メルちゃん強い!


一緒に過ごした正月が過ぎ、チョコカリンだけで留守番してたときの様子ですが
正月に一度連れて行っていたので、再び行ったときには落ち着いてくれ
それぞれ気に入った場所もあり、うちではたまにしか出ないご馳走が毎日出たり
チョコちゃんなんか外に遊びに出たりしたそうなので
そこそこ楽しんで留守番していたようでした

今回の鹿児島帰省 正月を外して帰ったのにはワケがあります
三が日過ぎて仕事がボチボチ始まった頃に義父の誕生日があります
誕生日は毎年やってくる、でも今年は『古希』という節目の誕生日でした
なので正月ではなく今回は義父の誕生日の日にちに合わせて帰りました

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        実家近くの神社にて 非常に懐っこく寄ってきたニャンコ

短い日程の帰省でしたがお祝いの食事会、引き続き行われたスナックでの二次会と
とても楽しく過ごせました 義父はとても喜んでくれたので帰省して良かったです
プレゼントを渡し、家族写真を撮って、焼酎飲んで笑って・・・幸せなひと時でした
お祝いをしたのは平日の夜です 次の日も仕事だというのに日付が変わった頃に帰宅
70歳の体で遅くまで飲んで、翌日朝から仕事はさぞかし疲れただろうに
義父は仕事の合間に私と夫を観光に連れて行ってくれました

家から車で30分ほど走ったところにテレビなどでも毎年紹介される、
有名な「鶴の飛来地」があります
出水市(いずみし)というところで、広大な田んぼにシベリアから越冬のために
数種類の鶴が一万羽以上もやってきて過ごします
車から見学しましたが、まあまあ本当にものすごい数の鶴たち!!
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地元の中学生が保護観察をし、休日には見物客の為にボランティアで鶴ガイドをするんだそう
車のドアや窓を開けると、軽やかにファサッと列をなして逃げて行くんですが
手を出してこないことを知ってるのか2~3歩逃げるとまたすぐにエサをついばみます
中には子供もいました シベリアで生まれて親鳥と一緒に飛んできたんだそうです
シベリアから・・・生まれて間もなく飛んでやってくるだなんてスゴイなぁ

鶴を見学した後は「武家屋敷跡群」というところを見に行きました
「群」とついてるだけあって本当に、立派な石垣や門がアチコチにあります
その町内が丸ごと武家屋敷の町並みをして残っているようでした
門構えだけ残して、家は建て替えて住んでいるお宅もたくさんありましたし
昔のお屋敷をのまま残っているところもあり、なかなか面白い町でした
その中の一軒は大河ドラマ「篤姫」のロケに使われたそうです
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          青いつなぎを着てるのが「お義父さん」 車と船の修理屋さんです

私たちが鶴見学や武家屋敷探索をしてる頃、東京では
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妹からの写メール カリンは妹のベッド、チョコはリビングのイスの上を寝床にしていたようです
ちなみにこのチョコちゃん、家の外を“2時間”冒険してきてグッタリと寝てる様子なんだとか
チョコは外探検で興奮したのか?留守番で寂しかったのか?
なんと・・・スプレー行為をしたんだそうです
傘立て、父の仕事用のイス、そして・・・最悪だったのが・・・妹のブーツ!!
買ったばかりの皮のロングブーツで、見たらなんだかすごくカッコイイの・・・
お金払うから新調してください トホホ・・・

以前はカリンだけ私の実家に預け、チョコは注射のことがあるので病院に預けていました
ではなぜ今回、チョコも実家に預けたのでしょう 注射はどうしたのでしょう?

実は・・・病院に対してちょっと思うところありまして
トラブルがあった、とまでは言いません 今も変わらずお世話になっています
ただね・・・今まで確か3回くらいチョコをホテルでお願いしたんですが
いずれもチョコはものすごい抵抗、暴れん坊、食事拒否をしたようでして
預けるときも迎えに行くときも言われました「なるべく預けないでくださいね」と

わかってますよ 私だって預けたくないよ ただの旅行だったら行かないよ
主人の実家で法事がある そういうときだけなんですよ預けるのは
チョコが病院に行くとどういう状態になるのか、十分承知しています
だから預けるのが憂鬱だった 可哀想で可哀想で 鹿児島に居ても気になって気になって
食べたくないご飯を出され、ギュウギュウに押さえられて注射されて 
犬のすぐ側のケージで、狭いところから出られなくて
そんなこと考えたら胸が潰れそうになる 喜んで預けるわけが無い

毎回毎回言いました 
私も預けたくありません チョコがどんな状態になるか十分承知してます
どうしても訳があって主人の実家に帰るんです 100%遊びの旅行だったら行きません

去年の正月、チョコを預けに行ったときのこと
以前から「この先生あんまり扱いよくないよなぁ・・・できれば違う先生がいいなぁ」と
いつもそう思ってた先生が受けてくれました
チョコの好きな缶詰やササミバー、大好きなクッションを入れた袋を渡したら言われました
  「この子は、好きなもんとか関係なく食べないからね そういう問題じゃないから無駄ですよ」
でもでもでもでも~~~好きなもんを置いておいたら、自分の気が向いたときに一口でも
つまむかもしれないじゃないかよ!!
そう言いたいのをこらえて、「ダメ元であげてみてください」と言って置いてきました

迎えに行ったときのこと
チョコをキャリーに入れて連れてきたのは、また同じ先生 正直ガッカリ
ガッカリ先生は言いました
 「食べませんね全然 ダメです 本当に、預けない方がいいってこと承知しといてくださいよ
  ずっとシャーシャー言ってるし 注射するにも咬みついてくるし・・・無理やり注射したけど
  ダメですね、この子は」
もううんざり、という表情で吐き捨てるようにそう言われました ハァッ・・・と溜息のおまけ付き
チョコが居る目の前で、この子はダメですって言われて もーームカついて 
  アンタがそういう態度でイヤイヤ接するからチョコが余計に嫌がるんだよ
  大体ね、私だって動物病院でたくさんホテルで預かった猫見てるけどね
  病院のケージに入って普段と変わらない食欲で一度も威嚇しない
  お利口ちゃんでフレンドリーな扱いやすい猫さんなんて滅多にいなかったわよ
  猫ってそういうもんじゃないの!?
  アンタはいきなりバックに詰め込まれて、何やら騒音がする知らない部屋に閉じ込められて
  無愛想なオッサンが運んできたご飯を平らげることが出来るわけ!?

って言ってやりたかった・・・どんだけこらえたか
どうしてこらえることが出来たかというと
エサ食わない食わない、とにかく食わなくて皿をひっくり返されてもう困った困った
って散々言われた後に、別の若い男の先生がポツリと
   「ドライフード好きみたいですね よく食べてくれることもあったんですよ」
と一言、言ってくれたんです その一言がもうどんなに嬉しかったか!救われました
獣医師のそういう一言で飼い主の気持ちってこんなにも変わるんだ、ってすごく身に染みて
ガッカリ先生、アンタこの若い先生に飼い主に対する言葉ってもんをご指導頂いた方がいいわよ
って思いました

そして帰り際、もう1つガッカリしたことが・・・
預けるときに渡した、チョコの好物を入れた袋を返してもらったんですが
用意した缶詰やササミバーが何一つ減ってなかったんです
あのさぁ・・・いくら正月で人手不足だからってさぁ・・・
好物の缶詰1つ開けてお皿に盛ることがそんなに手間か!?
食べない食べないって、チョコの食事に苦労したんでしょ!?
飼い主が「これなら食べるかも」って考えて用意したものを試す価値は無いってかよ?


以上、このような事件が昨年の正月にあったので私は今後一切、病院をホテルとして利用しない
決心をしたというわけでした

ではチョコちゃんのインシュリンは、どうしたんでしょうか
それは昨年5月のゴールデンウイークが最初でしたが 
やはり法事で帰省したときに実家に預かってもらい、私の母に注射を特訓してもらったんです
私と夫が病院で習ったときのようにタオルをつまんで注射する練習をしました
使用済み注射器に水を吸って使いました
そして、留守中にもしもチョコが注射を嫌がって威嚇するようなことがあれば
そのときはもう、注射はしなくていい、中止してくださいと頼みました
無理やりに押さえつけて注射して、人にもチョコにも何かあったら大変
1ヶ月も放置するわけじゃあるまいし、半日~1日くらい高血糖が続いても大丈夫
そういう話をして母にお願いしました

もしも留守中に1回も注射が出来ずに体調を崩したら・・・そのときは仕方ない
家でゆっくり看てコントロールして立て直ししよう、そう思いました
チョコにはその分、負担をかけてしまうことになるけども
 *病院で気の休まらない数日間、ご飯も食べずに獣医にイヤミを言われて過ごすのと
 *実家で注射できずにちょっとダルい状態で、でも好きな場所で寝て好きなご飯を食べて
 キレイなトイレがあって、カリンと一緒に過ごすのと
さてどちらがチョコにとっていいんでしょう?と考えたら断然実家です
チョコちゃんは非常に賢くお利口な猫です 母が注射しようと準備したらちゃんと体勢を整えて
待っていたそうです なので注射は今回のお留守番でも何の問題もなくクリアしました
病院ではなく実家にいる、そう思うだけで鹿児島に居るときの私と夫の精神状態がどれほど安定したか!

以前、病院で相談したことがあります
留守にする間、病院に預けずに過ごさせるために、その期間だけ経口投与の薬に変えられないか?と
でも短期間だけ薬を変更するのは色々リスクを伴うしうまくコントロールがいかない
ということで却下
では私と夫以外に注射をしてもらうのはどうか?と聞いたら
病院に来て注射の練習をし、ちゃんと打ててるどうか血検しながら観察しないと・・・とのこと
まぁ、病院としては当然の答えでしょう 何かあったら困りますもの

でも今回、私は自宅で母に練習させてインシュリンを実際に打ってもらいました
チョコと母を連れ、病院で練習してもうまくいかないでしょう、と思ったんです
だってチョコは病院が嫌いなんだから
注射の練習担当がアノ先生にあたったりしたら最悪だしね
それに、猫の糖尿病サイトで知り合った人の中には、病院で練習なんかしないで
口で説明を受けただけでいきなり自宅でインシュリンをうった
という人がいました
じゃあ、私が教えて打ってもらってもいいかな~と思いやってみたらうまく行きました
病院には事後報告しました
実家に預け、母に注射方法を私が教え、やってもらいました 問題なしでした、と
先生は恐らく「これでもうホテル預かりが無くなる」と思ったら嬉しかったのか・・・
そりゃ良かった~!と喜んでくれました・・・さすがザ・大ざっぱ病院

これを読んで真似してみようという方、必ず一度病院に相談してから実行してくださいね
大事な猫さんの命に関わる問題ですのでね

と、いうわけで久々の更新で長くなりましたが
とにかくこれで今後、帰省のときに変な心配ごとがなくなりました
楽しい帰省と、チョコカリンも寂しいながらも違う家での過ごし方を身に付けてくれたようで
ホッと一安心した1月前半でした

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         私が小さい頃からある毛布 通称「ラーメン毛布」
         毛布の柄を見てください^^  チョコも気に入ったようです
by nahneko | 2010-01-16 17:39 | お出かけ
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