入院3日目 夜面会に行くと、先生の表情がいつもより硬い・・・何かよくないことがあったのかも・・・
初日、2日目と食欲もありオシッコもちゃんとして、1日4~5回行なわれる採血、血糖値測定、朝晩1単位づつのインスリン接種も出来ていたのに 実は今日、朝一番で入院したワンちゃんがずっと吠えっぱなしで チョコちゃんものすごく興奮してしまい・・ 食欲も無いし採血も一度もできてないんです ありゃりゃ・・・そら大変・・・ その病院は、入院部屋は犬舎、猫舎に分かれていますが、猫舎は犬舎の奥に扉を隔てて設置されています。恐らくは、ワンコよりナーバスな子が多いニャンコの為に人の出入りや物音が少ない「奥」に猫舎を作ったと思われます。後日、猫舎に入れてもらったときはとても静かで大型犬が吠えてもそれほど気になりませんでした。 だから、猫舎に居れば犬の鳴き声でそんなに興奮するはずはないのです。 ![]() では、なぜ? チョコは1日に何度も採血し血糖値をモニタリングする必要があります。そしてインスリンを使い始めたばかり、いつどんな体調の変化が起こるかわからない・・・ 吠え立てるワンちゃんというのは、夕方から手術を受けたらしく私達が行ったときは弱々しく鳴いてました。明日にはこのワンちゃんは退院。そんな事情が重なって今日半日くらいの我慢だから、と先生たちはあえて1番人目に付き易い通路側の犬舎にチョコをおきました。 この先生達の判断、私は間違っていないと思います。ただ・・・そのうるさかった半日間がチョコには耐え切れなかったようです。 ご飯を持ってきた先生をシャーーッと威嚇 採血のためにケージから出そうとドアに手をかけただけで 爪をだし牙を剥き大暴れ 実際、負傷してしまった先生もいらしたようで・・・ これは相当の大暴れだったと推測されます。暴れ猫などしょっちゅう扱ってるはずの獣医・看護士が何人か掛かりでも捕獲出来なかった・・これはものすごいことです。 興奮すると血糖値はますます上がるという迷惑な仕組み ただでさえチョコは気性が荒くキツイ性格で、採血やインスリン接種のときにはものすごい威嚇をしているみたい 普通の血糖モニタリングの場合、2~3時間おき、理想的なのは1時間おきの採血、測定が望ましいのですが、チョコはストレス、興奮を少しでも減らしてあげたいとの配慮で4~5時間おき、と少なめの採血でのモニタリングがされています。まだまだこれから何日分もの測定値が必要なのに・・・3日目にして測定不能だなんて悲しい・・・ でも1番辛かったのはチョコですから。ワンちゃんも飼い主さんと離れて不安だったんだよ、だから仕方ないね。チョコと自分に言い聞かせました。 夫と交互に抱きしめて話し掛けたら落ち着いたようで、帰宅してから病院から 採血出来て、ご飯も少し食べましたよ。大丈夫です。 と電話をもらいました。 翌日聞いた話では、昼間に測定出来なかったこととチョコの様子を心配して23時まで 先生が何名か居残り、モニタリングをしてくださったそうです。 感謝 その後数日間は しっかり食べ、採血も順調 糖尿病になると恐いのが感染症などの合併症で、特に膀胱炎歴を持つチョコにはその再発が危惧されましたが 何事もなく最初の1週間を過ごしました。来週からは、まずタオルを使って、いよいよ インスリン自宅接種に向けての注射の練習が始まります!! 一応、注射接種経験アリのなーネコ 夫は器用な方なのできっと大丈夫でしょう ・順調に入院生活が進んでる・・こんなに順調なまま終わればいいのだけど・ こう願って止まなかったのですが・・・入院2週目以降・・・ 大波乱 次回「波乱の入院生活」へ続く ■
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by nahneko
| 2007-03-26 23:46
| 闘病記
さて、入院させたその夜夫と面会に行ったのですが・・・入院ケージに案内してくれた先生から、意外な一言が
「チョコちゃん、ご飯をちゃんと食べてくれましたよ」 家であんなに食べなかったのに・・・出されたドライフードと鶏のササミを一本、ぺろりと食べたそうです。会いに行くと、寝転んで毛繕いをし、リラックスしていました。早速インスリン注射もうってもらったようで、体が楽になったのかな ・・・病院に連れて来る時は「チョコちゃん、元気が無くて辛そうだから病院で診てもらおうね」と言い聞かせたのですが、診察の流れでそのまま置いて帰ってしまったので気になっていました。 ペットには話しかければちゃんと通じるんですよ だから、よ~く言い聞かせました。先生たちが良くしてくださるから、お利口にね ご飯を食べて、注射や検査もちゃんと受けてね 毎日会いにくるし、元気になったらすぐにおうちに帰れるよ って 面会後、院長先生からお話しがありました。大柄でちょっと強面の先生・・でも話し口調は穏やかで頼もしい感じの先生です。 病気についての説明となるべく面会には来てあげて欲しい、何日か経って入院に慣れたら飼い主さんにインスリン接種の練習をしてもらいますから、というお話しがありました。 「動物病院の裏側」を知っちゃってるだけにね・・・初めての病院でちょっと不安でしたが、院長とお話ししてちょっとホッとしました。 大丈夫大丈夫、頑張って糖尿と付き合っていこうよ! とっても心強い一言をもらいました 余談ですが・・・私はこの病院の先生に自分が動物病院勤務の経験があることをさりげなく伝えています。だからって前の病院ではこうでした、ああでした、と言うことはしません。どうしても疑問に思うことは聞きますが言葉には細心の注意を払い、いま診てくださっている先生に失礼のないように気をつけます よその病院の看護士が来るというのは嫌なものなんですよぉ・・・経験あるんですけどね 自分のありったけの知識を持って、よその病院の獣医に挑もうっていうか、他の病院を品定め的な目で見てたりとか、そういう態度の人が結構いるんです。そうはなりたくないじゃない?じゃあ、なぜ自分の前職を明かすか?そりゃあ、病院の隠ぺい体質を知ってますのでネ 業界関係者にはごまかし効かないので何かあっても正直に教えてくれますから! ![]() だから、初めての動物病院に行くのが不安で、身近に医療従事者が居る人は付いて来てもらって、さりげな~く会話に病院ネタを折り込んでもらうってのは有効かもしれませんよ! 家ではカリンちゃんが、チョコ兄ちゃんが気に入ってた床の間をウロウロし、どことなく寂しそう・・カリンの体も心配なので、ワクチンも接種する時期だし連れて行こう。 ・・・カリンを連れて歩くの、超大変なのよねん デブ猫だからさ・・・ 入院翌日、カリンを連れて面会へ チョコはカリンをジ~ッと見つめる・・・ ボクノイナイアイダ ヨロシク カリン、周りのケージに居る犬が気になり、チョコをシカト・・・ 入院三日目 夕方面会に行ったら、大変なことに・・・!!! つづく ■
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by nahneko
| 2007-03-24 19:09
| 闘病記
![]() これは昨年2月のチョコ 骨格が大きめでふっくら肉付きが良く体重6㌔の大柄なネコでした。それが・・・4月頃から、なんとなく行動が活発ではなくなり、少し食が細くなりました。それまでが大食いだったので、歳とともに食欲が落ち着いてきたのかな~とわりと軽く考えていました・・・ 5月に入り また少し食餌量が減り、夜中に行なわれていたカリンとの追いかけっこがなくなりました。でもチョコの趣味である「窓辺に飛び乗り、網戸越しに住宅街を観察・奥さま方の井戸端会議の盗み聞き」は毎日続行 好物の鶏のササミなどは喜んで食べてました この時点では、ちょっと蒸し暑くなってきたからダルイのかもね、 という感じ・・・今思えば、この時点で病院に連れて行ってれば・・・後悔先に立たず 6月、アレ・・・?痩せてきたんじゃないの???ダルそうに一日中同じ場所に寝ていて、食餌もめっきり食べなくなってしまった チョコは1歳になる前から病院処方食のドライフードが主食で、モン○チやフリ○キーなどは食べたこと無かったんですが食べてくれるなら・・・とアレコレ色々なフードを与えてみました。ドライフード、缶詰、マグロの刺身、でも始めは食いついてもたくさんは食べてくれません。ニャオニャオとよくお喋りしたチョコがほとんど声を出さなくなってました。 こりゃヤバイょ・・・病院連れて行かなきゃ・・・いつ行こうか、どの病院連れて行こう 次の休みに行けるかな そうこう考えている内に、ついに大好物のササミを1日かけて1本食べるのがやっと、という最悪な日がありました。 なんでもっと早く気付いてあげないの?なんでもっと早く連れて来てあげなかったの? 動物病院に勤務していたとき、グッタリした動物を連れてきた飼い主を見て、何百回こう思ったことか・・・私は動物看護士として自分のネコに最低最悪なことをしてしまった・・検査して、手遅れな状態だったら・・いや、下痢嘔吐は一度も無いし一昨日はもう少し食べたし・・色んな考えがグルグル廻りながら2006.6.20午後3時、自転車で10分の所にあるわりと大きな動物病院にチョコを連れて行きました。 受付で問診表を書き、診察室に呼ばれ、男性の先生に現在の様子、既往歴、ワクチン接種の有無など事細かに聞かれ、チョコの一般診察のためにキャリーから出しました。体重を測定・・・4.15㌔・・・ にきろもへってんじゃん・・・大ショック・・・ごめんねチョコ 続いて腹部を触診した先生、オシッコが溜まってるし膀胱炎と尿結石の経歴があるので採尿し検査するとのこと チョコを預け待合で待たされ~15分後、再び診察室に呼ばれ恐ろしい結果を告げられた 糖が出ています 糖尿の疑いです とぉ~にょぉ~!? ガックリ落ち込む私 先生は引き続き血液検査をするといい、奥に消えました。 出た結果は 参考正常値(病院、検査機関により多少前後します)80~120の血糖値が425!! 「糖尿病確定」 ちょこはこれから どおなるの・・・(涙目) 先生は言います 糖尿は一度なってしまったら治る病気ではなく上手にコントロールして上手く病気と付き合っていくことが大切。まずは血糖値の推移を観察してインスリンでコントロールをつける為に今日はこのまま入院です。入院は短くて2週間、長くて一ヶ月 その時チョコはもう用意された入院部屋に入っていました・・・あぁ 今日は連れて帰れないのか 2週間で退院出来たらいいな 入院部屋でちゃんとオシッコ出来るかなぁ 入院のストレスは大丈夫かな・・・ 夜に夫と面会に来たいとお願いし、後ろ髪引かれる思いで自宅に帰り夫やネコ好きの母に報告 今はただただ、病院にお任せして面会に行きチョコを見守るしかないのです。 長い長い入院生活の始まりでした・・・ そうそう オシッコ採取と採血を終えた先生に聞かれました。 あの~、チョコちゃんは 本当にこれでも元気がないんですよねぇ?? はい、ものすごく元気が無いんですけど・・? あっ・・・すいません 先生の手には生々しい引っ掻き傷が・・ うちの子、すんごい気性が荒いんです!!ごめ~ん 夜、面会に行ったときのチョコは思っていたよりもリラックスしていてホッとしましたが、やはり表情が暗く、老けた印象でした。 ![]() 入院中のお話しは 次回に続く ■
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by nahneko
| 2007-03-24 00:50
| 闘病記
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家族
なーネコ:3?才 派遣パート主婦 元動物看護士&トリマー 女子プロレス大好き 夫:アラフォー 妻とチョコカリンをこよなく愛す チョコ:♂・14才 糖尿病&脊椎症 趣味:ビニールを噛む 妹思いの男気あふれるネコ カリン:♀・10才 10㌔のデブネコ 特技:チョコの残飯処理 風船を噛み割る 甘えん坊 ☆★ リンク ★☆ がんばる。がらぴん+。 ガラピニャーダさんのブログ 柄ネコがらぴんちゃんの甲状腺機能亢進症の闘病記録と、ガブリエラ&ボニータちゃん、美猫姉妹の愛くるしい画像がいっぱいです らんげるはんす島の猫たち 糖尿病ニャンコの飼い主さんが集うサイト 手作り食についても情報いっぱい 肉球パラダイス 中型ワンコのサクラさん、魔法使いのチビ子さん&カリンのお兄ちゃん的存在・ミニ男くんの白猫親子が登場 サクラママのとっても愉快なブログです フルーツブログのお友達 毒キノコ まど科 ふにょふにょ篇 ★まどにゃあさん★ Speak to oneseif ★cream teaさん★ カテゴリ
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